vol.1 メールの削除
先日、ある方に毎日届く迷惑メールについてどうにかならないか訊かれました。私は、迷惑メールフィルターの誤判定の問題もあるので、不要なメールをひたすら削除するしかないことを教えたのですが、詳しく話しを訊いてみたところ、驚いたことに不要なメールを1件ごと削除しているとのことでした。
そんな経緯もあり、簡単な操作でも知らない方はたくさんいるということを踏まえ、良く使う便利な操作を中心に不定期で書いていこうと思います。
今回は、Outlook Express を使ったメールの削除です。
図1は、Outlook Express の受信トレイの中で、メールの一覧です。
図1 Outlook Express の受信トレイの中のメールの一覧
1件だけ削除する場合は、図2のように、削除するメールを右クリックし、現れたメニューの「削除」をクリックします。複数のメールを削除する場合は、「削除の操作」の前にメールを複数選択します。
図2 メールの1件削除
例えば、「送信者2」~「送信者11」までのメールを削除する場合、図3のように、まず「送信者2」をクリックします。
図3 「送信者2」をクリック
次に、「Shift」キーを押しながら「送信者11」をクリックします。すると、図4のように「送信者2」~「送信者11」までの複数のメールが選択されます。
図4
さらに、右クリックし(図5)、現れたメニューの「削除」をクリックすると、対象となったメールが削除されます。
図5
いかがでしたでしょうか簡単ですね。
さて、ここからは中級編です。複数のメールをいっぺんに消したいけれど、消したいメールが連続であるとは限りません。そんなときは、一旦選択した複数のメールの一部を選択対象から外す操作を用います。
図4のように、複数のメールが選択されている状態で、一部のメールを選択対象から外すには「Ctrl」キーを押しながら選択対象から外すメールをクリックします。図4で「Ctrl」キーを押しながら「送信者6」をクリックすると、図6のようになり「送信者6」が選択対象から外れます。
図6
さらに、選択対象部分(青の部分)を右クリックし(図7)、現れたメニューの「削除」をクリックすると、対象となったメールが削除されます。
図7
いかがでしたでしょうか。今回は、メールの削除を例にメールの分別を解説しましたが、フォルダへ移動する場合も同様の操作で効率良く管理が出来ます。身近に、1件づつメールを削除している方がいるようでしたら、ちくナビ!のこの講座を教えてあげてください。
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