2017.05.28 新中核病院名
新中核病院の名称が、茨城県西部メディカルセンターに決まりましたね。
何か、まるで、筑波メディカルセンターの系列病院であるかのように聴こえます。
筑波メディカルセンターと連携は見込んでいるのでしょうけれど…。
それに、筑西メディカルセンターにはできなかったのでしょうか。
茨城県西部だと、筑西市から離れたところの方は、どこにあるかが分からないと思うのですが…。なんだかなぁ~。
ところで、新聞報道についてですが、茨城新聞が23日付けで、東京新聞が24日付けで、何故か「県西部メディカルセンター」と正確性を欠く報道をしました。
新聞記者は、記事に誤りがないようかなり気を使っているはずなのに、1社だけならまだしも、2社までも何故このような報道になったのか不可解です。
役所内には記者クラブがありますが、職員が新聞記者に伝える際に誤ったのでしょうか。
後日気が付いたのですが、23日付けで市ホームページの分かりづらい場所に新中核病院名について掲載がありました。
少なくとも、東京新聞の報道は24日なので、23日に気が付けばあのような報道にはならなかったはずです。
仮に、誤報の原因の一端が新聞記者さえも見落とす市ホームページの作りにあるなら、市ホームページの酷さが改めて証明されたかっこうです。
2017.05.17 おかしな美的感覚
市は最近、ダイヤモンド筑波のPRに少し力を入れていますが、ダイヤモンド筑波ってそんなに綺麗なんですかねぇ~。
写真は、一昨年撮影したダイヤモンド筑波ですが、私は少しも綺麗と感じません。
ダイヤモンド筑波 [2015年2月14日撮影]
観光協会のホームページを見ても、ネット検索しても、私が心底綺麗だと感じるダイヤモンド筑波の写真は一枚も見つかりません。
下の写真は、今年撮れたものですが、良くてこの程度です。薄く曇ってくれたおかげで少し綺麗に撮れました。但し、現場で見たダイヤモンド筑波はこんなに綺麗ではありません。
ダブルダイヤモンド筑波 [2017年2月17日撮影]
晴天の日のダイヤモンド筑波を綺麗だという方の美的感覚を疑います。
頭おかしいんじゃないのぉ~と。
そしてこちらは、道の駅建設予定地から撮影した筑波山です。
道の駅の建設地がこの場所に決まった理由の一つが「景観が良い」とされたからですが、実際に現場に行って見ると、筑波山の手前を高圧線が横切っていたり前の道路の電線が横切っていたり、民家がジャマだったりと、少しも景観が良いとは言えません。というよりは、どちらかと言うと冴えない残念な景色です。
筑波山に親しみを感じるのはいいけれど、市長も議員もこの件に関係した市職員も、そして筑西市「道の駅」整備推進協議会の方々も、美的感覚が悪すぎると思うのは私だけでしょうか。
道の駅の建設予定地からの筑波山 [2017年4月10日撮影]
本当に景観が良いと言うのは、こんな感じのところでしょう。ここも、実際には写真に写っていない左の方に墓地があり、惜しい場所なんですけどね。
明野から撮影した筑波山とそば畑 [2016年10月7日撮影]
2017.05.14 ドン・キホーテ下館店
先月、ドン・キホーテ下館店がオープンしましたね。
ということで、先日出かけたついでに覘いて来ました。
で、下館店に限らず、ドン・キホーテに入ったのは初めてなのですが…。
菓子はあるわ、化粧品はあるわ、衣料品はあるわ、生活家電はあるわ、食料品はあるわ、酒はあるわと、いったい何屋なのか分かりません。ビックリしました。
極めつけは (ちょっと大げさ)、ブランド品コーナーがありティファニーまであったことです。オープンハートまであったかどうかは確認していませんが、いやまぁ~カルチャーショックです。
まぁ~でも、店内の動線は考えられていてナイスだと思いました。
ゴチャゴチャして何屋だか分からない感じだとは言え、結果的に色々なコーナーを歩かされて、あれこれ商品を見てしまいました。
2017.05.05 動画を用いたPRの費用対効果の悪さ
動画を用いたPRの費用対効果って悪過ぎます。
茨城県は先月、「いばキラTV」が、動画掲載本数、総再生回数、チャンネル登録者数ともに2年連続「日本一」になったことを誇らしげに発表しました。
「いばキラTV」動画掲載、再生回数と登録者数で2年連続全国「3冠」
一部省略
茨城の魅力を配信するインターネット動画サイト「いばキラTV(ティービー)」は、おかげさまで都道府県が運営する動画サイトとしては随一の規模にまで成長し、動画掲載本数、総再生回数、チャンネル登録者数ともに2年連続「日本一」※となりました。
以下省略
「いばキラTV」動画掲載、再生回数と登録者数で2年連続全国「3冠」 茨城県ホームページ から引用
しかし、冷静に見ると、かけた税金に対して再生回数がとても少ないことが分かります。
茨城県は動画を用いたPRにこれまで数億円を使っています。
今年度も確か億を超える予算が付いていますね。
それだけの税金を突っ込んでいて、累積再生回数がたったの約3000万回です。
こんな費用対効果の悪いところに使うより、テレビCMを使った方が余程効果があります。
テレビCMは安くはありませんが、1都6県で放送されるCMは、視聴率が1%でも約18万世帯に流れます。
単に再生回数だけの比較なら、視聴率が10%の番組でたった15回CMが流れるだけで、視聴数が同じ3000万回に到達しますね。
テレビCMやCM制作費が高いと言っても、億を越えるほどではないはずです。
それに、再生回数3000万回と言っても、見ている方の圧倒的多数は県民ではないかと。
茨城県民だけで盛り上がっていても意味がありませんね。仲間内で盛り上がっているのと同じです。
観光PRは、県外の方に対してしなければ大きな効果は期待できません。
1点だけ、「いばキラTV」に良いところがありました。それは、投稿できる点です。今は誰でも動画が撮影できる時代です。必ずしも県が費用を掛けて動画を作成する必要はないと思いますので、これはいいんじゃないかと思います。
あとは、ネット広告をもっと利用した方がいいですね。
先程、YouTubeのいばキラTVを開き、フードファイターの桝渕祥与さんがいばらキッスの特大パフェを食べる動画を見たのですが、せっかく面白い動画なのにこの動画の再生回数はたったの53964回でした。
動画で紹介している「いばらきイチゴメニューフェア2017」もとっくに終わっちゃっていますね。
ところで、筑西市は一昨年度、150万円もかけて「ただいまが、似合うまち」という1分30秒の動画 (計3話) を作成しました。
で、今日現在の再生回数は、1話から4479回、2491回、1979回という散々な有り様です。
この動画のことを知った段階で、市役所に出向き市広報に、たくさんの方に見てもらえるようになることはないこと、それを分かっていない無知な点を論理的かつ詳しく伝えて来ました。
ところが、昨年度も予算化し、「こころ、はぐくむまち」という2分弱の動画 (計3話) を作成しました。
どこかに使えば、別のどこかには使えなくなるのが税金です。
須藤市長も議員もネットに関して無知過ぎると言ったらそれまでですが、散々指摘されながら効果のないことに税金を垂れ流すのは、自分のお金ではないからでしょう。
「こころ、はぐくむまち」なんていう動画を作成するより、税金を大切に使う心を育んだらいかがでしょうか。