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2021.04.28 調整池

 筑西市が県から感染拡大市町村に指定されましたね。

 発表があったのは一昨日のようですが、私は昨日午後知りました。

 昨日の「徒然なるままに」は、感染拡大市町村に指定されたことを知らないで書いたものです。

 そして昨日、厚労省に助言をする専門家組織が変異株が全国に拡大すると予想したそうですが、専門家でなくたってそう予感しますし、何を今さらって思います。

 さて、写真は岡芹のディスカウントスーパーヒーローの北側です。

 正法山観音院のしだれ桜を撮りに行った帰り、たまたま通りかかったところ、何やら大規模な工事をしていました。

 写真は、八丁台橋 の少し下というか西というか坂の途中から撮影したものですが、南端はディスカウントスーパーヒーローの北側から北端は国道50号下館バイパスの 岡芹高架橋 辺りまでで、こんな広大な敷地に何を作っているのだろうと思い案内板を確認して見たところ、調整池でした。

 調整池は、一般的には川の近くに作り、集中豪雨のときに一時雨水を貯めておく池ですが、近くに河川はありません。となると、目的は何なのでしょう。農業用の何かでしょうか。

 それはともかく、東側は高台です。こんなところに池を作れば、将来の地すべりが心配です。

 すぐ東側には真岡鐵道が走り、その東はさらに高台です。ここが崩れれば、鉄道が止まりますし、その東側の高台も将来崩れ兼ねません。

 コンクリートで固めているから大丈夫と反論されるかもしれませんが、地震で被災すればひび割れますし、完成直後の状態をずっと維持できる保証なんてどこにもありません。

大規模工事中の調整池 [2021年3月26日撮影]
大規模工事中の調整池 [2021年3月26日撮影]

 ちなみに、以前どんなだったか岡芹高架橋から撮った写真を載せておきます。

大規模工事の調整池の場所の10年くらい前の姿 [2011年3月24日撮影]
大規模工事の調整池の場所の10年くらい前の姿 [2011年3月24日撮影]

大規模工事の調整池の場所の10年くらい前の姿 [2011年2月23日撮影]
大規模工事の調整池の場所の10年くらい前の姿 [2011年2月23日撮影]

2021.04.27 フェーズが変わった!? 新型コロナ

 最近の新型コロナのニュース報道を聞いていると、変異株が流行し、フェーズ (局面) がガラっと変わったような気がします。

 仮に変異株の感染しやすさがこれまでの新型コロナウィルスに比べて5割増しなら、実行再生算数を0.7に抑え込んでいた対策では、実行再生算数が1.05になり、0.8なら1.2に、1.0なら1.5になる計算です。

 これまでと違い、抑え込むのは相当厳しい気がします。

 本当は、不織布のマスクを推奨することなら今すぐにでも出来ることなのに、テレビ局は布マスクのCMスポンサーに忖度して、呼びかけしませんね。

 NHKが呼びかけしてくれればいいのに、と思います。

 ところで、市長は県内初ドライブスルー方式のPCR検査を開始したと胸を張っていますが、本当に欲しいのは「発熱外来」なんですよね。

 元国立感染症研究所の岡田晴恵さんがテレビで繰り返し提唱していましたが、「発熱外来」がある医療機関は、市内には茨城県西部メディカルセンター以外知りません。

 その茨城県西部メディカルセンターも、Google のクチコミを見ると散々です。

 私はこの Google のクチコミを今日始めて読みましたが、かなりボロクソに書かれています。

 個人的にかかりつけ医にしていて、自分の主治医は信頼できていますし、採血をしてくださる看護師も親切な方が多かった印象ですが、クチコミが事実なら残念です。

2021.04.23 今年の市内の桜

 しばらく、というか、ずっとイベントがなく撮影する機会が激減していたため、今年は少し多めに桜の写真を撮って見ました。

 とは言え、納得する写真を撮るのは難しいです。

 こちらの写真は、県西生涯学習センターの桜です。

 ここは、桜の木が2本しかなく、内1本はまだ成長していない木なので実質1本ですが、結構きれいなんです。ソメイヨシノではなく少しピンクが濃い種類で、写真に撮ると映えます。

 残念ながら、満開直前の写真です。

 3月26日か27日に撮ればもっと良い写真が撮れたと思いますが、今年は他を優先しました。

 県西生涯学習センターの桜の写真は、Photo Gallery にも掲載しています。

 県西生涯学習センターのさくら 2021年3月24日

県西生涯学習センターの桜 [2021年3月24日撮影]
県西生涯学習センターの桜 [2021年3月24日撮影]

 そしてこちらは、昭和電工マテリアルズ株式会社の桜です。この時は、確か7分咲きでしたが、全景だと満開と変わりません。場所は、五所小学校の北で、300メートルとか400メートルくらいの見事な桜並木でした。

 但し、ここは一民間企業の桜並木です。ブルーシート引いてお花見は出来ませんね。

 通りすがりに楽しむことくらいしかできませんが、それでもいい感じです。

昭和電工マテリアルズ株式会社の桜 [2021年3月26日撮影]
昭和電工マテリアルズ株式会社の桜 [2021年3月26日撮影]

 そしてこちらは、正法山観音院の樹齢150年のしだれ桜です。

 前日、撮影開始直前に曇ってしまい、リベンジのつもりで翌日もう一度撮影に行きました。

 しかし、良い写真撮ったぞーという感じでもないですね。

 延命寺の枝垂桜の方がきれいですね。

 ところで、正法山観音院の桜、ずーーっと樹齢150年と言っているような。

 いつ、樹齢160年になるのやら。

 正法山観音院の樹齢150年のしだれ桜の写真は、Photo Gallery にも掲載しています。

 正法山観音院のしだれ桜 2021年3月27日

正法山観音院の樹齢150年のしだれ桜 [2021年3月27日撮影]
正法山観音院の樹齢150年のしだれ桜 [2021年3月27日撮影]

 そしてこちらは、観音寺 (中館観音) の桜です。

 この日は、6分咲きの木もありましたが、満開の木もありました。

 定番の階段前はいい感じなのですが、なかなか感動的に咲き誇った木はないですね。

 観音寺 (中館観音) の桜の写真は、Photo Gallery にも掲載しています。

 観音寺 (中館観音) のさくら 2021年3月27日

観音寺 (中館観音) の桜 [2021年3月27日撮影]
観音寺 (中館観音) の桜 [2021年3月27日撮影]

 ところで観音寺って、正式にはこんな字を書きます。難しい字ですね。

 この2日前、始めて知りました。

観音寺の駐車場の看板 [2021年3月25日撮影]
観音寺の駐車場の看板 [2021年3月25日撮影]

 そしてこちらは、桜づつみの桜です。この日は5~7分咲きでした。

 正法山観音院と中館観音で時間を費やしてしまい、午後2時をまわってしまいました。

 さらに雲が出て来てしまいました。

 こうなるともう良い写真は撮れません。1日に何箇所もまわるのは難しいですね。

 それでも300mmまで撮れる望遠レンズを使用してみたところ、そこそこの写真が撮れました。

 桜づつみの桜の写真は、Photo Gallery にも掲載しています。

 桜づつみのさくら 2021年3月27日

桜づつみの桜 [2021年3月27日撮影]
桜づつみの桜 [2021年3月27日撮影]

 そしてこちらは、下岡崎近隣公園の桜です。

 この日は元々撮影に行くつもりはなく、用事を済ませた後寄って見ました。

 満開直前の感じで、天気が良ければ良い写真が撮れそうなのに、完璧なくもりでした。

 青空を背景にした写真は撮れないので、芝生の緑が入るようなアングルで撮影しました。

 曇り&コンパクトカメラということで、こんなもんです。

 帰り、思いっきり雨に降られました。カッパ持ってって良かったです。

 下岡崎近隣公園の桜の写真は、Photo Gallery にも掲載しています。

 下岡崎近隣公園のさくら 2021年3月28日

下岡崎近隣公園のさくら [2021年3月28日撮影]
下岡崎近隣公園のさくら [2021年3月28日撮影]

 そしてこちらは、宮山ふるさとふれあい公園の桜です。

 この日は前日に思いっきり雨が降ってしまったので、かなり花びらが落ちてました。

 それでも天気は最高だったので、引きの写真はいいのが撮れました。

 寄りの写真は、花びらが落ちていない枝を探すのに苦労し疲れました。

 それにしてもこの公園、もったいないくらい広くていい公園ですね。

 アグリショップはあるし、駐車場も広いし、トイレもあるし、母子島遊水地よりいいですね。

 それと、前方後円墳まであったとは驚きです。帰って来てから知ったので見てないけど。

 その割に、人が少なかったのは平日の午前中だったからでしょうか。

 宮山ふるさとふれあい公園の桜の写真は、Photo Gallery にも掲載しています。

 宮山ふるさとふれあい公園のさくら 2021年3月29日

宮山ふるさとふれあい公園のさくら [2021年3月29日撮影]
宮山ふるさとふれあい公園のさくら [2021年3月29日撮影]

 そしてこちらは、母子島遊水地の桜です。

 午前中、宮山ふるさとふれあい公園で撮影しているときはこれ以上ないくらいの青空だったのに、母子島遊水地に到着した頃曇って来てしまいました。

 ということで、残念な写真しか撮れませんでした。

 それにしても母子島遊水地で良い写真を撮れた試しがありません。

 ここって、風を遮る物がなく、満開になる前から結構花びらが落ちちゃうんですよね。

 桜の名所なのに、なかなか良い写真が撮れないってこれいかにって感じです。

 ついでに、桜の名所なのに、自動販売機の1つもないしトイレもない。

 万一大雨降った時は水没させる場所だから、仕方ありませんけど。

 母子島遊水地の駐車場でこの時期移動販売やったら、儲かるかも。

 人、けっこう来ますし。

 母子島遊水地の桜の写真は、Photo Gallery にも掲載しています。

 母子島遊水地のさくら 2021年3月29日

母子島遊水地のさくら [2021年3月29日撮影]
母子島遊水地のさくら [2021年3月29日撮影]

2021.04.22 市長選挙

 市長選挙が終わりましたね。

 病院作りました。道の駅作りました。子供生まれたらお金あげます。花火大会やります。

 これだけ聞いたら、須藤市政そこそこちゃんとやっているように見えるかもしれません。

 その病院が、心疾患・脳疾患に十分対応できていないことや、

 道の駅作って、財政がとても悪化していること、

 花火大会に異常な予算 (市内4大まつりの総予算を超えた額) が計上されていること、

 そして、財政事情書で粉飾決算まがいのことをしていたこと、

 を多くの市民に知られていたら、どう転んでいたか分からなかったと思いますが…。

 でも、ダブルスコアも有り得ると思っていただけに、森さん以外と健闘されたと思います。

 民主的な手続きを踏んで決まったことなので、結果は尊重しますが、個人的には支持しません。

 ところで、須藤市長派の方が2月から3月にかけて票のとりまとめをしていました。

 こういうのってどこまでやっていいんですかね。

 公示前、自宅を訪問しちらしを配布しているのは、須藤市長派も森派もやっていて、それは選挙となったら市長選であれ市議選であれいつものことなので驚きませんでしたが、票のとりまとめまでやっているのは、今回始めて知りました。

 まあ、そんなことより、筑西市財政破綻しないようにやってくれという感じでしょうか。

 それにしても、夕張市は破綻に至る過程で、何故国も県も助けなかったのでしょうか。

 やっぱり粉飾決算まがいのせいでしょうか。

2021.04.11 広報筑西Peopleの政治利用!?

 例年、広報筑西 People 5月1日号には、市の予算など財政関係の記事が出ます。

 ところが、今年は 4月1日号のP.2 にわざわざ「大丈夫なの?筑西市の財政状況」という例年にない記事が載っています。

 議会で予算が可決されその記事と共に載せる方が自然なのに…。

 この時期に載せた意図は、選挙を見据え、財政は健全だとアピールする狙いが感じられます。

 広報広聴課の職員使って People の政治利用していると私には受け取れます。

 さらに、同ページの「令和3年度予算が議決されました」という記事も昨年の4月1日号にはない記事です。

 予算が可決されたのが 3月18日(木) なのに対し People 4月1日号の配布日は 3月24日(水)・25日(木) なので、可決されるものとして原稿を準備しておかないと間に合いません。

 印刷屋さんも、そんな理由で印刷止められていたならかないませんね。

 3月20日(祝) や日曜日、休めたのでしょうか。

 ミャンマーもそうだけど、権力者って、ほんと力づくですね。

 まあ、どっちみち須藤市長の大勝でしょうね。

2021.04.10 官製転職妨害!?

 谷中とっきゅう砲がまた炸裂しました。ということで、事実関係を調査。

 茨城県西部メディカルセンターでは、正看護師をはじめ9職種の正規職員の募集をしていますが、いずれの職種にも募集要項の応募資格欄に驚きの記述があります。

筑西市、桜川市、下妻市、八千代町及び結城市の医療機関に勤務する者が茨城県西部医療機構の職員採用試験を受験する場合には、その勤務する医療機関の長の「茨城県西部医療機構を受験することの承諾書」を提出すること

茨城県西部医療機構 看護師【正規職員】 募集要項 より抜粋

 本来、どこの医療機関に務めるかは個人の自由です。

 従って、こんな承諾書を提出させる必要はありません。

 地元医師会の要請を受けてそうなっているという話が本当ならひどい話です。

 地元医師会会長が前面に立って須藤市長を応援している意味が、今、分かったような気がします。

 スタッフが街の診療所から茨城県西部メディカルセンターに移られていなくなったら困るのは分からない訳ではありませんが、これって「官製転職妨害」になるんじゃねって思います。

 中核病院は、街の診療所との連携が必要ですが、こんな連携をしていたなら残念です。

 承諾書が必要な事実が広く知れ渡ると、将来茨城県西部メディカルセンターに務めたいと少しでも考えている医療関係者は、対象地域の医療機関に務めるのを躊躇うことになり、余計にスタッフが集まらなくなる結果を生むかもしれません。

2021.04.08 結局は須藤市長の大勝

 昨日だったかな、我が家にも選挙公報が入って来ました。

 で、選挙公報って、一人当たりのスペースが何故あんなにも少ないのでしょう。市議補選はともかく、「これでどう比較しろっていうのでしょうか」、と思うのは私だけでしょうか。

 まあ、結局は須藤市長の大勝になるような気がします。

 ダブルスコアも有り得るのではないかと予想します。

 実際、そう思っている方が多いようで、須藤市長を応援する政治家がすごく多いですね。

 勝ち馬に乗ろうという感じでしょうか。

 少し古い資料ですが、筑西市の借金です。2016年 (平成28年) に、ちくせい未来会議が開かれた際、市に請求し、2016年4月27日に市から提出された資料です。

 2015年度の数値は確定前なので、見込み額となっていますが、ざっと 660億円です。

 尚、筑西市は筑西広域市町村圏事務組合などいくつも組合に入っていて、筑西市負担分の借金はそちらにもありますが、その額は入っていません。

2021.04.06 筑西市が財政破綻の危機

 筑西市が財政破綻の危機、最初は訝しげに思いましたが、本当のことのようです。

 以前から筑西市の財政状況が良くないことは知っていて、この徒然なるままにでもときどき触れて来ましたが私が認識していた以上の状態のようです。

 須藤市長は、やたらと公共工事がお好きなようで、すぐ前のめりになりますが、流石に粉飾決算まがいのことまでしでかすとは思っていませんでした。

 須藤市長には説明責任があります。マスコミには、行政を監視する役割がありますので、選挙の結果がどうであれ、追及していただきたいと思います。

 昨年の粉飾決算まがいの財政事情書は、以下をご覧ください。

 財政事情書の30ページ、「6.市有財産について」の「(1)積立金等」の「財政調整基金」の「有価証券その他」が該当箇所です。

 財政事情書 (筑西市ホームページ)

 ところで、谷中とっきゅう氏は失礼ながら演説がヘタですね。公開討論会を見てて、何しゃべってのか分かんねぇよと思いました。

 その点、森氏の演説は聴きやすく思いました。

 森さんが市長を谷中さんが副市長を務めたらいいんじゃねと、ふと思ってしまいました。

 念の為書いておきますが、投票を呼びかけるものではありません。

 投票はご自身の頭で考えましょう。

 尚、自治体に対しては文書公表の義務はあっても、虚偽の内容を公表しても罰する法律が無いようです。

2021.04.05 茨城県西部メディカルセンター

 先日の公開討論会での森氏の発言によると、メディカルセンターを造る大きな理由は、筑西・下妻医療圏で4疾患(がん、心疾患、脳疾患、糖尿病) 4事業(救急医療、災害医療、小児の2次救急医療、在宅医療) に特化した病院を運営していこうという前提だったそうです。

 しかし、診療科は10にも及び、どうも違う方向になっているようですね。

 さらに、常勤医と非常勤医では、1人を雇うコストが倍違うんですね。常勤医が月150万円~160万円なのに対し、非常勤医が320万円なんだとか。

 ただ、常勤医が欲しいのは、ずっと前から言われていたことだし、なかなか獲得する方法がないような気がします。

 常勤医になってくれたら、筑西市内に土地付き一戸建てをプレゼントするとか、何かとんでもないウルトラCがないと無理ではないかと。

 月150万円の差なら2年で3,600万円。同額の土地付き一戸建てなら2年で元が取れる計算です。

 常勤として10年以上とか5年以上とか、制限は必要ですけどね。

 ところで、森さんの討論資料のあのちらし、本人が作成したのか誰が作成したのか知らないけど、メディカルセンターの件はまったく意味が伝わりません。

 財政支援にNO!と言っているように読めちゃいます。これじゃ勝てませんな。

2021.04.04 須藤市長のやばい市政運営

 須藤市長の議会軽視が発覚。

 10月に開催予定のちくせい花火大会は、令和3年度の予算で開催されます。

 ところが、議会で令和3年度予算が可決する前に、フライングで広報筑西People3月1日号で発表させたり、ポスターを作成させたりしていました。

 すごい議会軽視です。酷い。

 さらに、谷中とっきゅう氏が公開討論会で暴露しました。

 令和元年11月、市財政課が大騒ぎになっていたそうです。

 筑西市、破綻に至らなくて良かった。

 さらに、さらに、一昨日筑西市の借金についておよそ700億円と書きましたが…。

 公開討論会で森まさお氏が明らかにしました。約800億円だそうです。

 市の借金は2006年の時点ですでに約800億円あり、その後一時少し減ったと思いますが、須藤市長の下でまた増えた感があります。

 今後地方交付税も減らされ、合併特例債もなくなります。

 このままだと、市の借金が減るどころか増える可能性大で、本当に破綻しかねませんね。

2021.04.03 須藤市政の大型公共事業の数々

 須藤市長って大型公共工事が好きですね。

 大型公共工事に何百億円使ったら気が済むのでしょうか。

 以下はその一部だけですが、筑西市って金持ちなんだと勘違いしてしまいそうです。

・道の駅
・鬼怒川の堤防工事
・市道一本松-玉戸線
・板谷波山記念館の新館
・ショッピングモールを含めた下館駅南地区開発

 道の駅は、防災の拠点ともされていますが、防災の拠点としては最悪な場所です。新中核病院の候補地になったとき、洪水を心配した桜川市側にそこを攻められました。盛り土をするから水没しないという言い分ですが、周辺道路までかさ上げしていませんので、最悪陸の孤島化します。

 川島付近の鬼怒川の堤防工事は、低地に住んでる方に移転してもらえば、不要だった可能性があります。筑西市には空き家や耕作放棄地がたくさんあり、土地の提供と家の再建費用を出してあげれば済む話です。数十世帯を洪水から守るためだけに、莫大な費用を投じて堤防工事をするなんて、とてもバカバカしい話です。

 それでも、本当に洪水から守れたならまだいいのですが、堤防が完成しても絶対安心とは言えません。鬼怒川からの水は止められても、高台側から流れてくる雨水は止められません。所詮低地なので水が溜まります。排水ポンプがあるから大丈夫というかもしれませんが、泥水化したとき排水ポンプが機能しなかった例はいくらでもあります。

 市道一本松-玉戸線は、そろそろ工事が始まるようですが、常総線のところは立体交差にする計画です。この工事にも国の補助があるのかもしれませんし、地方交付税が充てられるのかもしれませんが、「1時間に1~2本しか列車が通らないのに立体交差にする」ことを地方交付税を1円も受け取っていない東京都民が聞いたらどう思うでしょう。都民が納めた税金が地方で無駄遣いされていると知ったら、筑西市になんかふるさと納税したくないと思うかもしれません。

 板谷波山記念館の新館には、いくらかかるのでしょうか。10億~20億円ってところでしょうか。板谷波山はすばらしい作品を残しましたが、だからといって残した作品の全てがすばらしかったというわけではありません。誰にだって駄作はあります。

 板谷波山のコレクターから譲り受けた作品を展示するために、新館を建てたいという建前ですが、私に言わせればあんなものガラクタで価値なんてほとんどないと思います。新館を建てて毎日何百人もの来館者で溢れるというのならまだいいのですが、そうなるはずがありません。

 下館駅南地区開発についてですが、小島議員が繰り返し市長に提案していたようで、どうやらそれと関連があるようです。調査検討費用だけで今年度 2,000万円の予算が計上されていますのでかなり大きな開発事業のようです。

 公共施設の適正配置ってどこに行ったのでしょう。

2021.04.02 嫌悪感を抱かせる須藤市長の姿勢

 須藤市長の姿勢には、最近、ますます嫌悪感を抱きます。

 何故、ああまでして市民を騙そうとするのでしょうか。

 市長選挙が近づき、ちらしを入れ実績をアピールしていますが、本当は実績でも何でもありません。

 まず、道の駅整備にかかった費用が29億5千万円というのは正確ではありません。

 実際には、39億5千万円で、このうち市の負担が29億5千万円です。

 また、合併特例債を用いて市の実質的な負担が減額されることを主張されていますが、筑西市民だって国に税金を納めています。所得税や消費税が免除されているわけではありません。

 そもそも、市の負担が少なければ良い、国の金なら使ってしまって構わないというその姿勢こそが1000兆円もの赤字国債を生んでいます。

 それでも、道の駅が出来たことでたくさんの方が恩恵を受けられているのならまだいいのですが、ローソンとバーベキュー場、そして話題に上っていませんが、写真のようにもう2店舗撤退していました。

道の駅の空き店舗
道の駅の空き店舗 [2021年3月25日撮影]

 道の駅って交通量調査もせず、甘い計画で作ってしまったんですよね。

 新年度の売り上げ高は、12億2千万円だと胸を張っていますが、40億円もかけてたったの12億円だなんて、ずいぶんのんきですね。

 運営を任されている指定管理者は、整備費用を負担していないのだから、黒字で当然です。

 民間企業だったら潰れていますね。実際、同じ場所に民間企業が計画したショッピングモールは、キーテナントが見つからなかったのか、頓挫しました。

 次に、企業誘致に力を入れ540人を超える雇用を実現したと胸を張っていますが、今の時代は企業に来てもらうだけじゃだめなんですよね。従業員も連れて来てもらわないと。

 何故なら、人手不足の時代は、余計に人手不足に拍車がかかってしまい、サービス業で働いてくれる方がいなくなってしまからなんです。

 次に、本庁舎の移転費用も同様に20億円市が負担したのではなく合併特例債を用いて負担が少なくて済んだと主張していますが、そもそも、スピカに移転するか当時の本庁舎を耐震補強するかで意見が割れ、スピカに移転する方が安く済むという主張だったはずです。

 当時の本庁舎で耐震補強が必要だったのは、主に吹き抜け部分だけであり、8億円で補強できると見積もられていました。

 本体価格以外に備品の購入やら引っ越しの費用、さらに周辺の整備も含めたら、本庁舎を耐震補強した方が安く済んだのではないかと強く疑わざるを得ません。

 最後に、市の財政調整基金が45億円あり、国が示す標準額の約2倍の額があると胸を張っていますが、およそ700億円の借金もあります。筑西広域市町村事務組合を始めとして、いくつも組合がありそちらにも借金があります。何故、この点には触れないのでしょうか。

 市民を欺いていると感じるのは私だけでしょうか。

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