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2018.07.11 大雨とか防災拠点とか

 西日本の大雨は酷かったですね。

 筑西市も繰り返し水害に見舞われた地域で、他人事ではないですね。

 さて、防災の拠点にもなることが決まっている筑西市の道の駅の建設地は、小貝川や勤行川の近くにあり過去繰り返し水害に遭った場所で、水害の懸念を理由に新中核病院の建設地として大反対された場所でもあります。

 敷地はかさ上げするから問題ないとされましたが、周辺道路はかさ上げしませんので、万一水害が発生した場合、孤立する可能性があることを以前指摘しました。

 しかし、この件について答えてくれた方は一人もいません。

 今回の西日本のような大雨が降り、小貝川と勤行川が氾濫すれば現実味がない話ではありませんね。

2018.07.08 たがが外れた須藤市政

 須藤市長は、どうやら、たがが外れてしまったようです。

 筑西市には、2年前の時点で600億円以上もの巨額の借金があり、財政再建も喫緊の課題であったはずですが、須藤市長は、まるで忘れてしまったかのようです。

 現在、来年8月のオープンに向けて道の駅の工事が進められていますが、新たにバーべキュウ棟や屋外ステージの屋根を作る方針のようで、工事費は、これまでの約19億7千万円から約25億4千万円に膨らむようです。

 10日に臨時で開かれる市議会で通れば正式に決定しますが、工事費を5億7千万円も増額してそんものを作っても採算が取れるはずもなく、甘い見通しと言わざるを得ません。

 どんな客単価、席数、回転率を想定し採算が取れると判断したのでしょうか。呆れます。

 市の借金が拡大すれば、本当に必要なことに使える財源が枯渇し、街の衰退が加速します。

 筑西市の住民税や各サービスが割高だと思われれば、転入を計画している方に敬遠され、人口減少に益々拍車がかかるでしょう。

 必要ないものを作るのは、百害あって一利なしです。

 そういえば、須藤市長は、本庁舎のスピカへの移転について2013年の選挙で「6億円で移転可能」と公約しましたが、約13億円かかり、その後関連費用も含め約30億円かかりました。

 スピカに移転するより普通に耐震補強した方がよほど安かったことが後に判明、「6億円で移転可能」の公約に何の根拠もなく、選挙に勝つための道具に使われ、市民はまんまと騙されました。

 しかし、税金を使えば使うほど不思議と支持者が増えるようで、旧態依然の利益誘導政治で筑西市はまるで昭和にもどったかのようです。

 もしかすると、市長は、街の有力者にいいように操られた「操り人形」なのかもしれません。

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