2013.02.20 筑西市役所本庁舎とかスピカとか
ここに来て、吉澤市長は、暴走しまくっていますね。
吉澤市長指示の下、筑西市役所本庁舎について市は昨年アンケート調査を実施しましたが、ついにそのアンケート結果を理由に本庁舎を耐震改修しスピカ活用案を葬るつもりのようです。
本庁舎は、東日本大震災前から大規模地震による崩壊の危険が指摘され早急な耐震改修や移転等の必要な措置を迫られていましたが、市長はスピカを売却をして役所の機能を旧3町に移転させたいためか、そのアンケートは、耐震改修を望む声が多く帰って来るように誘導した酷いものでした。
すなわち、そのアンケートとは次の内容です。
筑西市公共施設適正配置に関する市民アンケート調査 (PDF形式)
◆ 参考資料◆ 筑西市の現況と財政状況 (PDF形式)
筑西市役所本庁舎についてのアンケートは、「筑西市公共施設適正配置に関する市民アンケート調査」の問14にあります。
問14
本庁舎の今後の整備方針について、将来の財政負担を考慮した場合、どのような形が望ましいと考えますか。以下の中からあなたの考え方に最も近いものを1つ選んで○をつけて下さい。【別紙参考資料の4ページ「5」を参考に回答して下さい。】(平成24年6月現在の試算)
整備方針 事業費
(概算額、
建物の改修・建設費)1 本庁舎を耐震改修し使用する。
その後、建て替え(改築)と庁舎移転を検討する。
〔耐用年数:約15年〕約7億8千万円 2 スピカビルを大規模改修し、本庁舎を移転する。
〔耐用年数:約40年〕約29億9千万円 3 なるべく早く新庁舎を建設する。 約43億8千万円
(用地費、宅造費、
移転費を含まない)※事業費は平成24 年6月における試算による概算額であり、建物の工事費・移転費(庁舎機能移転の場合)の合計額です。また、新庁舎建設費も試算であり、将来の建設費の変動、用地費、宅造費、移転費は含んでいません。
整備方針の「2」に「スピカビルを大規模改修し…」とありますが、何故30億円近い金をかけ大規模改修をしなければならないのでしょうか。スピカは現在、3・4階が分庁舎になっていますが、分庁舎にすることにそんな大金はかかっていなかったと思います。
それに、「スピカビルを改修し…」ではなく「スピカビルを大規模改修し…」と「大規模」という言葉を入れ表現するあたりにも、悪意を感じます。
このような設問の仕方をすれば、大半が「1」の「本庁舎を耐震改修し使用する。その後、建て替え(改築)と庁舎移転を検討する。」に誘導されそうなものですが、アンケート結果を見る限り、悪意を見抜いた市民も多かったようで、結果は「1」と「2」が拮抗しました。
【アンケート結果】
1.本庁舎を耐震改修して使用、その後改築と移転を検討(45.3%)
2.スピカビルを大規模改修し、本庁舎を移転(35.9%)
3.なるべく早く新庁舎を建設(9.8%)
筑西市公共施設適正配置に関する市民アンケート調査 調査結果 (PDF形式)
こういう人を欺く行為をする方は、市長にふさわしくないかと。さっさと辞めていただきたい。
ところで、スピカを商業ビルとして再生させることを主張される小島議員など一部議員さんがいるようですがこれも勉強不足です。
百貨店などこの手のビルは、キーテナントが他のテナントを連れて来て成り立つんです。すでに、かましんに客が固定化した今、来て下さるキーテナントはありません。商業ビルとして再生できるならそれがベストであることは言うまでもありませんが、もう商業ビルとしての成功は有り得ません。
それよりも、震度6強で崩壊の恐れがあると耐震診断で報告され、さらに東日本大震災でダメージを負いながら平気で2年間も本庁舎を使用し続けるなんて、ずいぶんのんきですね。市職員の生命を軽く見ているのではないかと思います。
5、6年前のまちづくり会議でも、過去構造設計に携わっていた一技術者として、市役所本庁舎と筑西市民病院の危険性を指摘しましたが聞く耳を持たないですね。(だから市民病院があんなことになった。)
ちなみに、市役所本庁舎はマグニチュード9.0の東日本大震災でさえあの程度の被害で済んだのだから深刻に考える必要はないと思う方もいるかもしれませんが、それは全くの甘い考えです。
筑西市は、東日本大震災の震源から遠く阪神大震災ほどの強い揺れにさらされませんでした。また、本庁舎は地震波と共振しなかったのでしょう。結局、運良く大きな被害を免れたに過ぎません。
阪神大震災では、旧神戸市役所の中間階が崩壊するなど、同じような建物の崩壊がたくさん見られました。以下のサイトを見て現実を直視した方がいいでしょう。
東日本大震災で割れることが免れた断層が動き、千葉県東方沖を震源とする大規模地震が起きれば、本庁舎は崩壊してもおかしくありません。
もちろん、そうならないことを祈ります。
2013.02.17 新中核病院とか筑西市民病院とか
新中核病院をめぐる病院の再編統合の枠組みついて県は先日、筑西市民病院と協和中央病院と県西総合病院の3者で進めるよう提案があったそうです。
しかし今頃何言ってんだと云う感じですね。意見があるなら、もっと早く言えって感じです。
それはともかく少し整理します。
筑西市が置かれている医療に関する問題は、下記2点です。
1.医療過疎地域で脳疾患・心疾患などによる死亡率が高い。
2.病院経営が慢性的に赤字。
で、これを解決したいので統合を目指している。
脳疾患・心疾患を中心とした2.5次に対応した病院を作れば救命率が高まるし、また、経営的に有利な病床数の多い大規模病院とすることで赤字経営からの脱却を図ろうということです。
しかし、筑西市民病院と県西総合病院の統合は、建設地を筑西市側としたことで桜川市議会が否決し話し合いが決裂、で次に筑西市議会にも医師会にも相談なく吉澤市長が暴走して筑西市民病院と協和中央病院の統合を目指したけれど進まず、そうこうしているうちに今回県から提案があったという流れですね。
で、その提案ですが、筑西市民にとっては蹴ってもらった方がいい提案です。逆に、協和中央病院と桜川市(県西総合病院ではない)で新中核病院を作っもらえるなら大歓迎です。
そうなれば、余計なことは考えず筑西市は筑西市民病院だけに専念できますし、新中核病院建設費も負担しなくて済みます。できれば、県西総合病院からも脱退しましょう。
そもそも、新中核病院は普段かかる病院ではありません。救急車で運ばれて行くか、他の病院から紹介状をもらって行く病院です。筑西市民病院の2次救急と病床数が維持され、筑西市の財政負担がないなら、桜川市側であっても構いません。
少しでも近いところに新中核病院が出来てくれればそれに越したことはありませんが、建設地が例え桜川市になったとしても、栃木県やつくば市などの病院を利用している現状と比べれば、ずいぶん改善されます。
統合に参加しないことで、筑西市民病院の慢性的な赤字は解消されないと思いますが、年10億円やそこら、どうってことはありません。
そもそも、2次救急を担う公立病院のほとんどが赤字である本当の理由は、保険点数を抑制した政策のせいです。
健康保険制度を崩壊させないためですが、日本の医療のレベルからすれば、本来、健康保険料をもっと高くするか、窓口負担を多くするしかないはずなんです。
医療の質を求めていながら、負担すべきお金を負担しないのは、単なるわがままです。
市民病院に税金投入することに異を唱える方もいますが、健康保険料や窓口負担が少ない変わりに出していると考えれば、負担する手法が少々違うだけで、本来負担すべきものを負担しているに過ぎないとも言えます。
医師以外の高過ぎる人件費はどうにかしてもらわないといけませんけどね…。
ということで、新中核病院は協和中央病院と桜川市で作ってもらいましょう。^o^/
2013.02.05 新規オープンとか
テレビCMでおなじみのスシローが来月中旬玉戸にオープンする予定だそうです。で、実は、玉戸に新規オープンする店はスシローだけでなくもう一店舗あるんです。
と云っても、まだ情報が公開された形跡がないので書けませぬ。因みに、スシローは求人広告が出たので載せました。もう一店の求人広告は、探したのですが見当たりません。
もしかしたら、もう看板建ってるかもしれません。
いずれにしても、どちらの店も筑西市内では初だと思いますので大歓迎です。
シダックス下館玉戸クラブ隣カバン屋跡の建物工事 [2013年1月25日撮影]
それはそうと、先月10日真壁街道沿いの県西総合公園の先を通ったら、飲食処「絆」さんが出来ていました。あまりこちら方面には行かないので知らなかったのですが、いつ出来たのでしょうね。
飲食処「絆」 [2013年1月10日撮影]
飲食処「絆」 [2013年1月10日撮影]