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2016.03.30 道の駅

 写真は、先日撮影した市内の紅梅です。めちゃ綺麗でした。

 ちくナビ!Photo Gallery にも掲載しましたので、そちらもご覧ください。一部の写真はメルマガに掲載のパスワードを入力してご覧ください。

めちゃ綺麗に咲いた紅梅 [2016年3月15日撮影]
めちゃ綺麗に咲いた紅梅 [2016年3月15日撮影]

 さて、道の駅についてです。

 道の駅の計画について市は、今月11日までパブリックコメントを募集していましたね。私も、意見を出そうと思っていたのですが、締切日が過ぎてしまい不完全燃焼状態です。

 一般的にどうかは知りませんが、パブリックコメントの受付期間が1ヶ月未満というのは短く感じます。あまり意見を受け付けたくないような姿勢を感じてなりません。90ページもあるあの厚い資料を精査して意見を言うには、もっと時間が必要だと思います。

 そんな折、先日外山議員の議会報告が新聞折込に入って来て、「筑西“道の駅”の問題点!」と題し、色々と書いてありました。

 でも、そこには書いてありませんが、最も問題なのは、作るべきか作らざるべきかを検討された形跡がないことです。

 道の駅は、観光地への道沿いなど地理的に条件が良くて、さらに、優れた計画で造られれば、行楽客が寄ってくれて、掛けた費用が取り返せることもあるでしょう。

 しかし、筑西市を通る国道50号は、残念ながら地理的に条件が良いとは言えません。西に行こうが東に行こうが我々の筑西市と五十歩百歩の田舎です。

 国道294号沿いなら都会に帰る道沿いということで、ブランド力があれば産直農産物などを購入してもらえるかもしれませんが、近くに「道の駅にのみや」と「道の駅しもつま」があり、造ろうとしても国から認めてもらうのは困難です。

 そんな理由で、国道50号沿いに20数億円も掛けて無理やり造ろうとしているわけですが、掛けた費用を取り返せる根拠はどこにあるのでしょうか。

 それから、建設予定地も良くないですね。候補地としてエリアを4つ選び検討したようですが、根拠に乏しい交通量に基づき検討していたなんて、こんないい加減な検討でいいのでしょうか。最低限、交通量の調査は実施すべきでしょう。

 現在の建設予定地は以前、確か市内H社がショッピングセンターの誘致を計画していた場所です。民間企業が計画を頓挫させた場所なのに、優良な場所と判定されたのが解せませんね。

 協議会の中に、政治的に中立な都市計画のプロはいないのでしょうかね。いても、交通量調査もいい加減なデータしかなくては、判断のしようがないかもしれませんけど…。

 ついでだから、ちょっとクイズです。下図のように交通量の多い幹線道路と交通量の少ない道との交差点の角に大規模店舗を開く場合、「aまたはc」と「bまたはd」、どちらがいいでしょうか。

道路図

 正解は、「bまたはd」です。

 例えば、幹線道路から車線を跨いで反対側の敷地へ入る場合、交通量が多いと入りずらいですね。片側2車線になり中央分離帯があったらそもそも入れません。従ってこのような場合一旦交差点を右折してから敷地に入る必要がありますが、敷地aやcの場合、右折して進入した道でも反対側に車線を跨ぐ必要があります。この際、信号待ちの車がジャマになるんです。

 一見交通量が少ないから大丈夫と思われるかもしれませんが、敷地aから右方面に帰る車も加わります。出入り口の位置を幹線道路から離せば大丈夫なんですけどね。

 一方、敷地bまたはdなら、幹線道路から右折して進入した道に敷地が接しているので進入が楽なんです。

 市内では、ワンダーグーやケーズデンキがこのパターンで入りやすい代表ですね。

 今回の計画では、川澄地区を選んだために、諸条件からaに相当する敷地が最も良いとされていますが、そもそもこの図でいう「bまたはd」に敷地を確保できない場所は、良い場所ではなかったと言えます。

 もっとも、国道50号下館バイパスの交通量が今後増えることはあまり予想されず、片側2車線になる日がやって来ないであろうことを考えれば、ずーと楽々入れるでしょう。

 では道路状況と他の施設との兼ね合いでもっと良かった場所は、ズバリ栗島です。

 候補エリアの比較表では、立体交差云々で否定されていましたが、都市計画の素人の考えで見当違いです。

 敷地は、立体交差の北東部分になりますが、南北に400メートル弱に敷地を取得して、さらに、北端の道路を拡幅し国道50号下館バイパスとの交差点に信号を取り付ければ、幹線道路沿いで敷地の北端と南端に道路がある下妻イオンとほぼ同じ動線になります。

 

 

 それに近くには、他市町村の方も訪れる下館総合体育館や運動公園があり、客として取り込める可能性があります。

 ただ、どの地域に計画しようとも、所詮国道50号下館バイパスの交通量は少なく、投資に見合うリターンがないばかりか、返って財政を圧迫する負の遺産になると予想します。

 駐車場とトイレなどの整備費用を国に負担してもらえたとしても、建物の整備や運営は地元自治体の負担です。赤字を垂れ流すことになったら、地域経済衰退化にまっしぐらです。

 ちなみに日本ハムですが、新工場棟には約70億円を投じ、最新の高生産性連続ラインを導入し、年間1万5000トンの生産を見込んでいるのだとか。

 キロ当たり1000円なら、150億円。500円でも、75億円の売上ですね。

 道の駅は、いったいいくらの売上を見込んでいるのでしょうか。

 20億円あったら、ネットショップだったら、1店あたり100万円でも2000店舗開けちゃいますね。

2016.03.24 街の色々

 写真は、薬師坂近くの急傾斜地崩壊危険区域ですが、すごいことになっていました。

 ごっついコンクリートの塊で、まるで要塞ですね。^^

 これだけ固めれば、少々の大雨 (変な表現?) ではびくともしないような気がします。

急傾斜地崩壊危険区域の案内 [2016年3月15日撮影]
急傾斜地崩壊危険区域の案内 [2016年3月15日撮影]

まるで要塞、薬師坂近くの急傾斜地崩壊危険区域 [2016年3月15日撮影]
まるで要塞、薬師坂近くの急傾斜地崩壊危険区域 [2016年3月15日撮影]

 そしてこちらは、コジマ NEW下館店です。

 完全閉店セール中ということで少し覘いて来ましたが、結局何も買わずに帰って来ました。プリンタのインク安く売ってないかと思ったのですが、高い安い以前に物が無くて買いようがありませんでした。他の物もそうですが、かなり品薄状態で残念でした。

 尚、コジマ NEW下館店は、4月3日を以ち閉店だそうです。

完全閉店セール中のコジマ NEW下館店 [2016年3月15日撮影]完全閉店セール中のコジマ NEW下館店 [2016年3月15日撮影]
完全閉店セール中のコジマ NEW下館店 [2016年3月15日撮影]

2016.03.20 電力自由化

 そろそろ、新電力決めなくちゃ。

 以下は、主な新電力一覧です。よろしければ、ご活用ください。

 Ctrlキーを押しながら、クリックすると新しいタブにサイトが開きます。

2016.03.19 筑西雛祭り ひなめぐり

 遅ればせながら、12日に筑西雛祭り ひなめぐりの撮影をして来ました。

 筑西雛祭り ひなめぐりは、今年で4回目ですが、そろそろ飽きて来て撮影のテンションが上がらなくなっています。^^;

 それはそうと、筑西雛祭り ひなめぐりの関連イベントである今年のしもだて夜市は、巨大ひな壇は出現したものの夜店が出なかったのだとか。昨年、人の出が少なかったからでしょうか。

 筑西雛祭り ひなめぐりの写真は後程 Photo Gallery に、動画は筑西.TV に掲載予定です。

筑西雛祭り ひなめぐり [2016年3月12日撮影]
筑西雛祭り ひなめぐり [2016年3月12日撮影]

2016.03.11 筑西市の人口減少

 先日お伝えした圃場整備事業についてですが、今回の整備事業の関係者ではありませんが農家の方に少しお話を伺うことが出来ました。

 で、こういった整備事業では、具体的な額は聞けませんでしたが農家にも負担があるそうです。

 結局、農業支援の名のもとに、実際に得をするのは土建屋さんなのだとか。まったくバカらしいですね。

 さて、先日人口統計の資料を入手しました。下の表は、年齢別死亡・転入・転出人口で、2013年1月1日~12月31日の統計です。

 やはり、高校卒業後の若年層の転出が多いですね。ただ、転入人口も以外と多く、転入・転出人口は想像していたより拮抗していました。もっとダブルスコアになっていると思っていましたが、そうでもないんですね。

年齢死 亡転 入転 出
総数総数総数
0~ 4 1 - 1192107 85208113 95
5~ 9 - - - 85 48 37109 54 55
10~14 1 1 - 50 27 23 51 30 21
15~19 3 3 - 63 34 29147 80 67
20~24 2 2 -336179157501239262
25~29 1 1 -490251239602313289
30~34 5 4 1395212183447250197
35~39 9 6 3273165108308180128
40~44 12 7 5179 89 90201111 90
45~49 12 11 1 96 60 36106 63 43
50~54 26 15 11 62 39 23 80 52 28
55~59 32 25 7 51 37 14 57 34 23
60~64 69 48 21 56 31 25 62 48 14
65~69 87 55 32 34 22 12 31 17 14
70~74 98 64 34 19 10 9 26 13 13
75~79129 92 37 11 5 6 15 4 11
80~84223122101 18 6 12 27 5 22
85~89261127134 17 4 13 19 6 13
90~94194 65129 13 4 9 8 3 5
95~99 83 20 63 3 - 3 3 - 3
100~ 18 6 12 - - - - - -
総数1,2666745922,4431,3301,1133,0081,6151,393

 そして、この10年の人口動態は以下のようになっています。

増減総数自然動態社会動態
増減出生死亡増減転入転出
2005 △848△1829231,105△6663,2053,871
2006 △836△2498901,139△5873,0483,635
2007 △773△2549181,172△5193,0553,574
2008 △923△3128741,186△6113,0233,634
2009△1,116△3958071,202△7212,8003,521
2010△1,031△4008311,231△6312,6713,302
2011 △985△3848201,204△6012,6373,238
2012 △722△4417641,205△2812,6912,972
2013△1,037△4727941,266△5652,4433,008
2014 △774△5467181,264△2282,6602,888

 2012年と2014年のみ社会動態の減り方がやわらいでいる原因は何なのでしょうかと思いますが、毎年600人減ぐらいでしょうか。

 このうち、2013年の20歳~39歳の社会動態は364人減で、この方たちが筑西市から転出された理由は分かりませんが、仮に全員が職を求めて転出されていたと仮定すると、14億5600万円 (給料所得者の平均年収 400万円×364人) 分の雇用があれば転出を止められたかもしれないということですね。

 地方の若年層の年収は、実際にはもっと低いので年間10億円分の雇用を創出出来れば人口減少をかなり止められますかね。

 そんなことをふと思ったりします。

2016.03.08 圃場整備事業

 年商77,000円の事業者さんのコスト削減のために100万円の税金を投入すると聞いたら、皆は納得するでしょうか。

 実はこれ、小島議員の議員日誌488を読み、判明した事実です。

 2019年までの12年間で行われる関城地区の圃場 (ほじょう) 整備事業は、コメ作りのコスト削減を目的とした事業ですが、総面積は212ha、総工費22億円だそうで、1000平方メートル当たりの工事費は、約100万円です。

 そこで、1000平方メートル当たりの売上を算出してみました。

 1000平方メートル当たりのコメの収穫量は、約7俵。
 一昨年の米1俵の価格は、約11,000円。

 従って、77,000円という数字が算出されます。

 丸々儲かっても、77,000円ですが、この圃場整備事業のコスト削減効果は、どのくらいなのでしょうか。仮に削減コストが 1000平方メートル当たり10,000円だったら、事業費を取り返すのに 100年かかることになり、5,000円だったら、200年かかることになります。

 効率化のためなのに、こんな効率の悪い税金の使い方をするなんて、いったい何をやっているのでしょうか。何か他に農業支援のやり方があったのではないかと、残念でなりません。

 コメ粉パンの生産で6次産業化を図るとか、他に何かなかったのでしょうか。

 議員日誌488 圃場整備 H28 3.7 (小島信一筑西市議会議員)

参考

 1アール = 100平方メートル
 1反 = 10アール = 1000平方メートル
 1町 = 1ヘクタール = 100アール = 10000平方メートル
 1俵 = 60kg = 紙袋2つ

2016.03.06 街の色々

 写真は、セブンイレブン下館玉戸南店から下館工業高校に向かう道沿いの大東建託のアパートの近くの様子ですが、以前雑木林だったところがさら地になっていました。

 何が出来るのでしょうね。ソーラーパネル?それともアパートでしょうか。

セブンイレブン下館玉戸南店から下館工業高校に向かう道沿いのさら地 [2016年2月9日撮影]
セブンイレブン下館玉戸南店から下館工業高校に向かう道沿いのさら地 [2016年2月9日撮影]

 そしてこちらは、下館駅南のけんしん前ですが、連結したトラックが走っていました。いやまぁ~でっかいですね。フレームに入れようとしましたが失敗しました。こんなの交差点を曲がれるのだろうかと要らぬ心配をしてしまいます。

 少なくとも、事故を起こしたスキーバスよりこっちの方が高度な運転技術が求められそうな気がします。

下館駅南のけんしん前を走る連結トラック [2016年2月19日撮影]
下館駅南のけんしん前を走る連結トラック [2016年2月19日撮影]

 ところで、今月29日筑西幹線道路の一本松・茂田線が開通するそうです。小貝川の橋の名前は、昨年5月この徒然なるままにで「勝手に筑西大橋とでも、名付けましょうか。」と書きましたが、その筑西大橋になっていました。

 名付け親とさせていただきます。(^o^)/

 っておいおい、誰でも思いつく名前ですね。^^;

 そして、小耳にはさんだ情報ですが、ラーメン香月の斜向かいにコンビニが出来るのだとか。

2016.03.04 映画「十字架」

 ここまで終了が早いとは…。

 すでに上映を終了している映画館が多い映画「十字架」ですが、現在上映されている映画館での上映は遅くとも3月11日で全て終了のようです。新たな上映の情報も見当たりません。

 全国ロードショーというと聞こえがいいですが、上映してくれた映画館は地元下妻イオン (本来地元とは言えませんが…) を含めてもわずか11館。当初よりとても少ないと感じていましたが、残念です。またどこかで上映されることを祈ります。

 ところで、プロデューサーの名前が見当たりませんが、不在なんですかね。

 詳しくないのですが、プロデューサー不在というケースってけっこうあるものなのでしょうか…。

2016.03.02 目から鱗が

 保育園に入れない待機児童が多い昨今、先日、テレビで古市憲寿さんが提唱する保育園義務教育化の話に痛く感心しました。

 古市憲寿さんは、保育園不足を解消するには保育園を義務教育化すれば解決すると主張しています。保母さんが足りていない労働力不足問題なのかなと認識していたのですが、どうもそれだけじゃないですね。

 次の一言で目から鱗が落ちました。

 「小学校には待機児童はいませんよね。」

 その後、具体的にどういう言い回しをされたかは覚えていませんが、要は、保育園不足は予算を付けないからであって、予算を付けて小学校のように義務教育化すれば待機児童はなくなるというとても分かりやすいものでした。

 義務教育化まで必要かどうかは分かりませんが、小学校には待機児童がいないことを考えれば、保育園の待機児童を解消できないはずがありません。

 1億総活躍社会などと言うのなら、こういうところに予算を割くべきですね。

 預かってもらえる保育園がないために、職場復帰が果たせなくて会社を辞めなくてはならないお母さん方が続出したら経済損出にもなります。

 で、筑西市って待機児童ってどうなん?

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